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2022年5月2日
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一分の一 気まぐれ通信
「うっかり誤用しがち!春の言葉」
子育て教養&知識をお届けします♪
一分の一ブログ担当の嶋田です。
春風が気持ちいいですね。
今日は、うっかり間違えないようにしたい要注意の言葉のお話です。
この中で、春に使うとまちがっている言葉がひとつあります。
①春一番
②小春日和(こはるびより)
③春爛漫(はるらんまん)
④春うらら
うっかり誤用してしまう春の言葉。それは、②の小春日和です。
かわいらしい響きの②小春日和ですが、これは、11月~12月ぐらいの時期に「あたかも、春のような穏やかな気候な日」に使う言葉です。
つまり、寒くなってくる時期に使う言葉ですので、うっかり4月に使うとダメですね。
「今日の小春日和の暖かな日差しが、赤い紅葉をさらに美しく見せてくれるね。」といった風に使うとバッチリです。カッコいいですね。
知り合いのお子さんに11月末生まれの小春ちゃんという女の子がいらっしゃいます。
出産された当日、みごとな小春日和の気候だったそうです。ご家族にとって、冷え込んでくる季節に春がやってきた、そんな幸せな瞬間だったことでしょう。
ちなみに、
①春一番は2月4日(立春)~3月21日(春分)の間に、初めて吹く暖かい『風』のことです。
③春爛漫は、『春になって花が咲き乱れる様子』をあらわしており、4月に使える言葉ですね。
④春うららは、『春のうららかな様子』『明るくおおらかで、のどかな様子』をあらわしています。「はるの、うららの、すみだがわ」の歌詞で、滝廉太郎が作曲した『花』にもでてきますね。
日本語は複雑で、年をとっても間違えることもありますが、とても美しい言葉がたくさんありますね。