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2022年5月6日
ブログ
マナビスタイル
一分の一 気まぐれ通信
「あそびの延長に勉強がいる」
家庭学習で親子の絆を深めましょう!
オンライン学習塾“マナビスタイル”ブログ担当の嶋田です♪
――「あそびの延長に勉強がいる」とは?――
子どもにとっての「あそび」って、「好き」と「実生活」でできていると感じます。
①「木を見つけて、木に登って、木の穴を見つけて中から虫を取り出す。」
②「電車がすきで、レールをくみ、運転して、効果音をつける。」
③「アニメにはまり、漫画・小説版を読み、イラストを描き、セリフや言い回しを会話で使う。」
この3つの例は子どもにとっては、「実生活」での好きな「あそび」です。しかし、見方を変えればすべて「勉強」にも見えます。「あそび」の延長線上には「勉強」がいるともとれます。
私は、大学は教育学部ではない学部ですが、大学院では教育方法論を学びました。その後社会人(国立附属学校の教員)となりました。
私が20代のころ。教師として教育現場にいたとき、尊敬できる同僚の教師がいました。そのクラスの子どもたちの目がいきいきしていたことが忘れられません。
その学級は、私語もOKで、授業中に多少のうろつくこともOKとされていました。国語の授業なのに観察中の昆虫のかごを机においていても叱られません。一見、雑然としていて落ち着きがないのですが一定の秩序はありました。
そして、素直な感情や意見が出せる雰囲気があり、子どもの好奇心や意欲が抜群に伸びるクラスでした。自由と秩序がありました。教師の興味の向け方や環境の設定が絶妙にうまかったです。
私の教え子のためにも、その優れた教師の学級運営の教育技術をまねして取り入れていました。そして、まだ結婚も子どももなかった当時の私は、そのクラスのような雰囲気を、いつか「家庭で」「自分の子どものために」もできたらいいなあと憧れの気持ちをもちました。
皆様にも素晴らしい恩師との出会いがあったかもしれません。すばらしい先生はたくさんいらっしゃいますが、我が子を深く理解して、慈しみ、愛しておられるのは保護者様に勝る存在はいません。
もしも、教師にお子さんにふさわしくない精神論を言われた時は受け流されてもよろしいかと思います。勉強でもなんでもそうですが、キツイ・苦しい・我慢ばかりだと苦しくなってしまいます。キツイ場面であっても、最後まで、「あそびの感覚に近づけて、脳の負担を減らして、省エネで!」いくのが長続きする秘訣かと思います。
どんな勉強の仕方が一番いいのかは、その子によって違います。一分の一では“マナビスタイル”でお子さんに無理のないペース&その子にあった勉強の仕方を探っていこうと思っておられる親子の皆様を、これからも全力で応援させていただきます♪